買ったばかりの築浅戸建住宅を売りたい方へ

ケース別家の売却方法

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家がいくらで売れるか計算している様子

売主さん
まだ家を買ったばかりだけど築浅の家を売却したい。
みさえ
何で買ったばかりの家を売らないといけないの?と思うかもしれませんが、意外と築浅の中古戸建住宅は市場に出回っています。

家を手放す理由としては、

  • 近所付き合いに耐えられない(近隣トラブル)
  • 離婚することになってしまった
  • 親の介護が必要なり、親の住む近所に引っ越すことになった

などの理由があります。

中には、新築を購入したばかりなのに周囲の騒音や近所付き合いなどでノイローゼ気味になるかたも少なくはありません。

マイホーム購入後に新築ノイローゼになってしまった場合の対処法

ただ、購入したばかりの浅築の家、売却するのには少し戸惑ってしまいますよね。

この記事では、浅築の家を売るときの注意点などについてみていきたいと思います。

 

忙しい方は目次からどうぞ

住宅ローンの残債を支払えるかどうかが重要

みさえ
まずは、住宅ローンの残高を確認しましょう。

築浅の家を売るときの重要なポイントとして、

家を売却することで、住宅ローンの完済ができるかどうか?

という点があります。

現金で家を建てるという方は少ないでしょうから、ほとんどの方は住宅ローンを利用します。特に築浅となると、住宅ローンの残債もほとんど減っていない状態ではないでしょうか?

みさえ
住宅ローンを完済できる見込みが無いと家を売ることはできません。

ローンを組んで購入した家には、お金を貸した金融機関が抵当権というものを必ず設定します。

これは、何らかの理由で支払いが滞ったときに、その家を差し押さえ、裁判所を通して競売をすることで、少しでも貸したお金を回収するためです。

この抵当権は住宅ローンを完済するまでは、消すことができません。

家を売却したお金で残りの住宅ローンを完済し、家の抵当権を抹消できる

この条件を満たしていないと、家を売ることはできないのです。

売主さん
ローン残高を一括支払いなんて無理だよ・・・
みさえ
安心してください。「家を売るよりも先にローン残高を全て支払わないといけないの?」と不安に思う方もいるようですが、そうではありません。

残りの住宅ローンの支払いは、買主さんから代金を受け取るときでOKです。

家の売却時には、買主さんが売主さんに代金を支払う「決済」というものが行われます。その時に受け取ったお金で金融機関に支払いを済ませ、抵当権を抹消するのが一般的な家の売却の流れです。

 

建物の価値は年々目減りしていく

土地の査定基準はそのときの土地相場によって左右されますが、中古住宅の査定基準は、一年経つごとに4%ほど目減りしていきます。

建物価格2500万円の住宅であれば、1年経つごとに約100万円ほど査定価格が安くなっていくということです。

まだ購入して間もない住宅を売ってしまいたいという理由は様々だと思います。

しかし、売却を迷っている間に不動産の価値は確実に下がっていきます。売却を考えるほどの何かがあるのであれば、早めに売却する決断をする勇気を持つということも大切です。

 

最初に自分の家がいくらで売れるのか調べましょう

みさえ
まずは、自分の家がいくらくらいで売れる可能性があるか調べます。

家を売りたいと思ったらまずは、自分の持家がいくらで売れるのかを調べることから始めましょう。

売却金額が分からないと、住宅ローンを完済するにはいくら自己資金を用意すればよいかが分からないからです。

また、頭金を多く入れていた場合は、売却することによって利益が出ることもあるでしょう。こういった場合でも、「いくら税金を払って、いくら手元に残るか」を把握しておくことはとても大切なことです。

みさえ
不動産会社に家の査定を依頼して、現在の評価額がいくらになるかを計算してもらうことが家を売る最初のステップです。

査定のときの注意点は、不動産会社によって査定価格にバラつきがあるということ。

査定を1社だけにしかしてもらわないと、その価格が適正なのか安く見積もられているかの判断ができません。比べるものが無いのだから当然です。

そうすると、相場よりも安く売られてしまう可能性が出てきます。高く売るよりも早く売ることを重視している不動産会社もいるからです。

しかし、住宅ローンの完済をするのですから、少しでも高く売れた方がいいに決まってますよね?

なので、家を売るときには必ず複数社から査定をしてもらい、査定価格を見比べてください。不動産会社しだいで売却価格に数百万の開きが出るなんてことも少なくありません。

不動産会社への査定の依頼方法ですが、不動産一括査定サイトを利用して査定依頼する方法が早くて便利です。

一度の入力で複数の不動産会社から査定価格が送られてきます。

無料で利用することができますので、今から査定依頼をするという方はぜひ利用してみてください。

不動産一括査定にも色々とありますので、大手が運営しているサイトをいくつか紹介しておきます。
 

大手リクルートグループが運営する安心感のある不動産一括査定サイト

不動産情報ならSUUMOと言えるほど、不動産業界では認知度の高いSUUMOが提供する不動産一括査定サービスです。

株式会社リクルートのグループ会社「株式会社リクルート住まいカンパニー」が運営しており、信頼性や安心感から不動産一括査定サイトを選ぶなら、まずはSUUMOがおすすめ。

大手不動産会社も多数登録。提携にはSUUMO独自の審査基準を設けており、「経営状態が悪い」「クレームが多い」など、利用者にとって不利になるような業者は排除されているので安心です。

 

イエウールLP

国内最大級の不動産一括査定サイト
利用者数450万人超のイエウール

イエウールは登録不動産会社約1,200社、利用者数のべ450万人を超える国内最大級の不動産一括査定サイトです。

大手不動産会社も多数登録。悪質な業者は審査によって排除されているので安心です。

不動産一括査定サイトの中では比較的新しいサイトですが、登録されている不動産会社は一番多く、選択肢の多い点が魅力です。

 

HOMES4ULP

株式会社NTTデータが運営するHOME4U

HOME4Uは、株式会社NTTデータが運営する不動産一括査定サイトです。

一部東証上場企業であり、NTT関連の会社ですので安心感があります。国内初の不動産一括査定サイトで、15年以上の運営実績があり、信頼度は抜群です。

売却査定数も累計20万件を突破していて実績も申し分ありません。

 

イエイLP

最大6社分の査定書を即日取り寄せ
可能なイエイ

イエイは、運営歴8年以上、登録不動産会社数1,000社以上、利用者数300万人以上と実績としては申し分ない不動産一括査定サイトです。

「イエローカード制度」という制度があり、利用者から苦情の多かった不動産会社は登録を抹消されますので、安心度の高い点もポイントです。

 

 

築浅の家の売却価格はどうなる?

売主さん
築年数が浅いから高く売れるかな?
みさえ
いくら築年数が浅いとはいえ中古住宅になりますので、ある程度の損出は覚悟をしておくべきです。

家が購入時と同額、もしくは高く売れる場合の要因

家が購入時と同額、もしくは高く売れる場合の要因としては、

  • 地価の値上がり
  • 希少物件である

の2点が考えられます。

周辺環境の変化や土地開発によって地価が上昇した場合は、土地代が購入時よりも高くなりますので、その分売却価格も高くなります。

みさえ
人気の新興住宅地などで、もうその住宅地には販売されている家が無い場合は、多少価格を高く設定しても買い手が見つかるケースが多いです。

人気の新興住宅地では、建売を建てるにもすでに土地が無く、どうしてもその住宅地に住みたいのなら中古物件が出るのを待つしかないという状態になってる場合も多いです。

そういった希少物件の場合は、売り出したとたんに買い手が殺到しますので、値が吊り上る場合があります。

 

家が購入時より安く売れる場合の要因

築浅の家が価格を下げてしまう一番の要因としては、瑕疵担保責任の期間の短さが考えられます。

新築住宅には、「新築住宅の瑕疵担保責任に関する特例」というものがあります。

新築住宅の取得契約(請負/売買 平成12年4月1日以降の契約)において、基本構造部分(柱や梁など住宅の構造耐力上主要な部分、雨水の浸入を防止する部分)について10年間の瑕疵担保責任(修補請求権等)が義務づけられます。

引用:「住宅の品質確保の促進等に関する法律」のポイント 国土交通省

新築を購入した買主さんに対して、基本構造部分(基礎、柱、床、屋根等)に関しては、売主である不動産会社や工務店などが保証をしましょうということです。

しかし、築浅中古物件では個人が瑕疵担保責任を負うため、瑕疵担保責任の期間は数ヶ月と短くなってしまいます。

みさえ
新築と比べられた場合に、この点は大きなデメリットとなりますので、その分価格を下げて割安感を出さないといけないのです。

 

まとめ

築浅物件の売却を考えた際には、売却する理由と売却することによって生じる損出とのバランスを良く考えるようにしましょう。

「もっと日当たりの良い家に住みたくなった」「海の近くにどうしても住みたい」などの願望的な理由であれば、家を売って損をすることを考えると、その分を繰上げ返済や貯蓄に回すべきです。

しかし、近隣トラブルなど精神的苦痛が大きい場合は、損を覚悟してでも家を売り、その後の人生を豊かで楽しいものにした方が幸せな場合もあります。

いずれにせよ、家族全員でよく話し合い、納得した上で家の売却をするようにしましょう。

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※業界内では言えない話しです。こっそりと読んでください。

 


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