家の買取査定が高くなる方法ってあるの?
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忙しい方は目次からどうぞ
あなたの家は本当に買取でしか売れない家ですか?
家の買取査定をするときには、「本当に買取で売ってしまっていいのか?」ということをまずしっかり考えましょう。
家を売却する方法には、
- 不動産会社に仲介で家を売ってもらう
- 不動産会社に家を買取してもらう
この2つの方法があります。
家の買取はデメリットが多いので注意
注意しないといけない点は、家を仲介で売るより買取で売った方が売主さんへのデメリットが多いという点です。
一番のデメリットは、「売却価格が相場よりかなり安くなってしまう」ということですね。
不動産の買取は、不動産会社が買い取った物件に自社の利益を上乗せして、再販することで利益を出しています。
なので、買取価格は不動産会社が再販するときの諸経費や利益を差し引いた査定価格になってしまいます。そのため、買取価格は、相場の6~7割程度の価格にしかなりません。
相場で1,000万円で売れる家であれば、600~700万円が買取価格の目安ということです。
売却額からみると、家の買取は売主さんにとって非常にデメリットが多いのです。なのであせって家を売らないといけない状況以外では、買取を考えるべきではありません。
家の査定はしてもらいましたか?
あなたがもし、
- 家を売り出したがどうしても買い手が見つからない
- いくらでもいいからとにかく早く家を売らないといけない
状況であれば、買取しか選択はありません。
そういった方は、この記事の「家の買取価格を高くする方法」から下を読んでください。
しかし、まだ家の査定をしてもらって無い状態でどうやって高く売ろうか考えているのであれば、まず家の売却価格を査定してもらうことから始めましょう。
家の査定価格を高くするには?
これは買取にもいえることなのですが、家の査定価格を高くするには、とにかく業者同士を競わせるのが一番です。
不動産の仲介業者は、売る家が無いと商売になりません。なので、常に売却希望の物件を真剣に探しています。
家の売却を希望する売主さんが現れた場合は、とにかく仲介の契約を結んでもらわないといけませんので必死になります。そのため、複数の仲介業者を競合させると、売主により有利な好条件を引き出せるのです。
また、不動産会社を複数競わせる場合は、不動産一括査定サイトが便利です。不動産一括査定サイトに関しては、以下の記事を参考にしてください。
【一覧リスト】不動産一括査定サイトランキングとメリット・デメリットなど
不動産一括査定サイトを利用して家を売却した人の口コミや評判のまとめ
家の買取価格を高くする方法
家の買取価格を高くする方法も、基本的に査定価格を高くする方法と同じです。
とにかく業者同士を競わせること。
これが一番大事です。
もしあなたが、「東京」「神奈川」「埼玉」「千葉」のエリアにお住まいであれば、家の買取オークションを利用するのもひとつの方法です。
「さてオク」という家の買取オークションサイトですが、
- 買取業者6社に買取を競わせることができる
- 最低希望価格を設定することができる
- 買取業者の買取査定の最高額がオークションの最低入札価格
など、売主さんにとってのメリットが大きいのが特徴です。
買取は仲介と違って不動産会社が物件の購入資金を用意しないといけませんので、資金面に余裕のある不動産会社しか買取には対応することができません。
そのため、不動産会社探しに手間取ってしまうことが多いのですが、家の買取オークションでは最初から買取専門の業者しか登録されていませんので、買取業者を簡単に見るけられるという点も非常に大きなメリットとなります。
残念ながら、エリア外の地域にお住まいの方は「さてオク」を利用することはできません。その場合でも、必ず複数の買取業者をあたってみて、買取価格を比較するようにしてください。
家の買取にかかる手数料
仲介で家を売るときには、不動産会社に仲介手数料というものを支払わなければいけませんが、家の買取では手数料を支払う必要はありません。
その他の費用については、この記事を参考にしてください。
家の買取に向いている売却ケース
家の買取を希望するケースは、以下のようなものがあげられます。
家を売り早く現金化したい
「借金の返済」「相続」「離婚」などの理由で、早期に現金が必要となるケースには買取が向いています。
仲介では家が売れるまでの期間は早くても3ヶ月程度かかりますが、買取は売主さんと買取業者との条件次第なので、条件が合えば即日売却も可能です。
また、買取価格の提示から、最短3日くらい、遅くても30日以内には現金化できる場合がほとんどです。
家を売ることを周囲に知られたくない
これも「借金の返済」「離婚」などでしょうか。近所の人に家を売ること知られたくないという場合も買取が向いています。
通常の売却活動と違い、家の買取では広告宣伝を一切行いませんので、家を売っていることを周囲に知られることがありません。
仲介で買い手が見つからない
家は売りに出せば必ず売れるというわけではありません。場合によっては、半年、一年とまったく買い手が見つからない場合があります。
こういった場合は、仲介から買取に切り替えて家を売却するケースがあります。
くせのある物件
事業用物件や事故物件、訳あり物件など一般の買い手を探すのが困難な場合は、買取が良く利用されます。
売却までの期日に迫られている
「○日までに家を売らないといけない」など家を売らないといけない期日が決まっている場合や、とにかく早急に家を売りたい場合などは、交渉期間が短い買取が向いています。
まとめ
家の買取は、売却価格が安くなってしまうというデメリットもありますが、家を売るときの状況や条件によっては非常に便利な点も持っています。
きちんと買取業者を比べることで、損を少しでも無くすことができますので、少しでも買取価格を高くしたいのであれば、必ず複数の業者の査定価格を比較するようにしましょう。