よい不動産営業マンの選び方・見分け方5つのポイント
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不動産会社の営業マンは基本的に歩合制のため、お客様に満足のいく不動産取引をしてもらうということよりも、いかに自分の数字を挙げるかという部分しか考えていない営業マンが多いのも事実です。
この記事では、媒介契約を結ぶ不動産会社を決める前に、担当営業マンについて必ずチェックしておいたほうがいい点をまとめています。家を売ったあとに後悔をしないためにも、よい不動産営業マンの選び方、見分け方をしっかりと身につけておいてください。
忙しい方は目次からどうぞ
1.メールや電話の返信が早くマメである
家を売る売主さんは色々不安を抱えているものです。返信が遅いと「連絡がうまくいっていなかったんじゃないか?」と不安に感じる方も多いでしょう。きちんとすばやく問合わせについて返信をするということは、できる営業マンとしての第一前提です。
不動産会社で働いていると感覚が麻痺してくるのですが、不動産取引というのはお客さまの大切な財産を取り扱う非常にデリケートな仕事です。
そのことをきちんと意識してお客さまを不安にさせないように、適切にコンタクトを取る営業マンはよい営業マンです。
2.必要な知識・情報は持っているか
優秀な営業マンは、不動産取引に関する豊富な知識と、ずば抜けて幅広いネットワークの人脈を持っています。
人脈が豊富ですので、驚くほどあっさりと良い買主さんを見つけてきてくれたり、金融機関に融通が利いたりと売主さんへのメリットがとても多いです。
また、不動産取引に関わる法律や毎年変わる税法などを営業マンがきちんと把握しておかないと、お客さまに大損害を与えてしまう場合もあるということをよく分かっています。
なので、物件や相場、不動産取引に関するものだけではなく、税金や買い替えの場合の住宅ローンなど様々な知識を身に着けています。
売主さんは家を売るのは初めてという方のほうが多いので、そのあたりの知識はよほど調べている方ではない限り、詳しく知っている方のほうが少ないです。
売買に関することだけではなく、売買にかかる税金、お得な住宅ローンの有無など幅広い知識や情報を持っている営業マンを選ぶことで、売買の途中で発生する様々な問題も相談することができ、安心して家の売却に取り組むことができます。
その場ではっきりと分かりやすく質問に答えてくれる営業マンは、仕事のできる信頼してよい営業マンといえます。
また、その場では即答ができなくても、「調べてきます」といって後日きちんと説明してくれる営業マンであれば問題ありません。
正直な営業マンを選ぶようにしましょう。
3.在籍年数の長さや宅地建物取引士の資格の有無
不動産会社は比較的転職も多い業界ですので、一概には言えませんが、あまりにも在籍期間が短い転職を繰り返している営業マンは、トラブルを抱えやすいタイプの営業マンといえます。
また、宅地建物取引士の資格も不動産会社で働く営業マンとしては必須に近い資格といえますので、勤続年数が長い割に宅地建物取引士の資格を持っていない営業マンはマイナスポイントになります。
不動産会社は、宅建の資格を持った従業員が全体の1/5いれば営業はできますので、必ずしも全社員が必要な資格というわけではないのですが、私個人の印象からすると宅建を持っていない営業マンは、イケイケで売り上げ重視の営業マンが多い気がしています。
宅建の資格がないと契約書や重要事項証明書に営業マン自身の名前が載ることはありません。つまり、宅建業法上での責任が無いともいえるのです。責任感の強い営業マンほど、宅地建物取引士の資格はきちんと取得しておくべきだと考えています。
宅建の免許をもっている営業マンは、ほとんどの場合、名刺の名前の上に「宅地建物取引士」と記載されていますので、さりげなく名刺をチェックしてみてください。
4.あなたの家のメリット・デメリットをきちんと伝えてくれるか
どんな家でもメリット・デメリットはあります。あなたが家を売るときにメリットばかりを伝えて契約を迫る営業マンは避けておいてください。
あなたが売却を考えている家のメリットはどの点なのか?また、売却の際にどのような点がデメリットになりうるのかを分かりやすく説明してくれる営業マンを選ぶようにしましょう。
経験の浅い営業マンだとメリット・デメリットがよく把握できずにあいまいな答えしか返ってきません。よい営業マンほど物件の良いところ、悪いところを見抜く力を持っています。また、そのマイナスポイントをプラスに変えて売り出す方法の引き出しが多いのも特徴です。
5.やたらと来店や契約をせかす営業マンには注意
インターネットでの一括査定を利用した場合には、最初は電話やメールでのやりとりとなります。その際に、やたらと来店や契約をせかす営業マンには注意しておいてください。
これは不動産業界に限ったことではありませんが、営業マンというのは口が達者な方が多いです。不動産会社に来店してもらうことさえできれば、強引な営業トークで断りづらい雰囲気をつくり契約をもらうという営業マンも中にはいます。
なかば監禁状態のような感じで契約を迫られ、仕方なく契約をしてしまったというケースも少なくないのです。
別に来店をしなくても、メールや電話でやりとりは十分できます。その中で「この人に会って話を聞いてみたい」と感じた営業マンがいれば会ってみればいいのです。
よい営業マンはお客様の気持ちを第一に考えるため、強引な来店、契約をすすめることはまずありません。
よい不動産営業マンの選び方・見分け方5つのポイントまとめ
いかがでしたでしょうか?この記事では、よい営業マンの選び方、見分け方について5つのポイントで説明してきましたが、
よい営業マンの見分け方で一番大切な点は、「あなたの疑問に対して、根拠と誠意をもって分かりやすく納得のいくまで説明してくれる営業マンであるかどうか」だと思っています。
家を売るというのは、高額な取引なため不安は常につきまといます。その中で、よい営業マンはあなたの心強い味方となってくれる大切な人です。信頼できる営業マンがいるのといないのでは、家を売るときにあなたにかかってくる精神的苦痛が全然違ってきます。
よい営業マンと巡り合うためには、面倒がらずに5~6社ほどの複数の不動産会社にコンタクトを取ってください。面倒なことを避けていては、よい営業マンと出会うことはできません。
家を高く売るなら不動産一括査定
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お客さまが口を揃えておっしゃるのが、
不動産会社によって査定価格が全然違う・・・
ということ。
中には極端に安く見積る会社もあって、「何も知らないであそこに売ってたら大変なことだった」と、ヒヤッとされるお客さまも。
そうならないためにも、家や土地などの不動産を売却するときには、必ず複数の不動産会社から査定をしてもらうことがとても大切です。
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