ホームステージングして家を売るメリット・デメリット

不動産売却のテクニック

素敵なインテリアの部屋の様子

最近、不動産業界で「ホームステージング」という言葉をよく耳にするようになりました。

ホームステージングとは、売却予定の物件にセンスの良い家具やインテリアを実際に配置して、購入希望者に好印象を与えることで、購入意欲を高めるという売却テクニックです。

分譲マンションのモデルルームをイメージしてもらうと分かりやすいかも知れません。

分譲マンションが竣工前(建物ができあがる)に完売してしまうのも、モデルルームによって実際の生活がイメージしやすいためです。

ホームステージングでは、ホームステージャーと呼ばれる専門のコーディネーターがターゲットとなる購買層の分析を行い、購買層の趣向や家族構成を意識してインテリアをコーディネートしていきます。

ターゲットが好む物件イメージにより近づけることによって、より早く、より高い不動産の売却を実現しようという目的のサービスです。

まだ日本では聞きなれないホームステージングですが、アメリカでは1970年代にすでにホームステージングは始まっており、歴史も古く販売手法も確立されています。

新築志向が強い日本ではあまり浸透していませんでしたが、大掛かりなリフォームと違い、比較的簡単に実行できるため、日本の不動産業界でもようやく注目されだしたサービスです。

 

ホームステージングのメリット

ホームステージングのメリットは大きく分けて二つあります。

  • 物件の売却にかかる期間が短くなる
  • 物件の売却価格が高くなる

普通に販売するとおおよそ、3か月~半年 は買い手が見つかるまでにかかると言われている物件もホームステージャーがホームステージング(演出)することにより、平均すると1か月程度で買手が見つかり、売却価格も平均して17%UP しているデータがあります。

日本でも今後アメリカやヨーロッパ他、海外と同じく中古物件が増えてくると同時に売るための工夫が必要になる時代が来るのではないでしょうか。

引用:株式会社ホームステージングジャパン

 

買い手に好印象を与えるための演出

ホームステージングの最大の目的は、「内見の際の第一印象の良さ」を良くすること。

みさえ
ホームステージングでは、家具や小物をセンス良くまとめ、物件のセールスポイントを最大限にアピールするよう演出されています。

 

内見に来た購入希望者は、わずか数秒の時間で物件を購入したいかしたくないかを無意識にイメージしています。

そのため、物件を見たときの第一印象で購入をイメージできない物件は売れにくいのです。

実際に家具や小物が配置されているホームステージングでは、家具の大きさやインテリアの配置などがすぐにイメージできるため、購入意欲が喚起されやすくなります。

購入意欲が高いお客さまが多くなることによって、お客さま同士に競争心が生まれます。早くこの物件に決めないともしかして買えないかも?と不安な気持ちになってくるんですね。

その結果、値引きの要求も少なく交渉もすんなりとまとまるケースが多くなるため、売却価格も高くなり、売却にかかる期間も短くなる傾向にあるのです。

 

物件写真が良くなることで集客効果がアップ

不動産の売却時には、チラシやインターネットなど様々な広告媒体に物件情報を掲載します。

この際に、ぽっかりと空き家になってしまった写真をアップするよりも、ホームステージングされた魅力的な空間の写真を掲載したほうが買い手の目を引き反応が良くなります。

物件写真は、掲載する写真点数を増やしただけで反応率が変わってくるデリケートな部分でもあります。

多くの物件が掲載される広告媒体に、より魅力的に自分の物件を載せることができ、他の物件との差別化ができるということも、ホームステージングのメリットです。

 

ホームステージングの実例

ホームステージングによってどのようにイメージが変わるかは、野村の仲介さんのホームステージングのページの実例が分かりやすいです。気になる方は見てみてくださいね。

野村の仲介+(PLUS)サービス「ホームステージング」

 

ホームステージングのデメリット

ホームステージングのデメリットといえば、やはりそれなりの費用がかかること。

リフォームして家を売る場合もそうですが、家を売却する前にお金を使うということは回収できないリスクも必ずつきまといます。

ホームステージングにかける費用分の費用対効果が見込めるかどうかは、担当の不動産会社とよく相談した上で実施を決めるようにしましょう。

 

老朽化した家では効果が薄い

ホームステージングとは、内見にきた買い手に「まぁ、なんてステキなお家なの!」と思ってもらうことが目的です。

そのため、築年数の古い老朽化した物件では効果が薄くなります。

壁紙もボロボロ、フローリングも傷だらけのような家に、いくらセンスの良い家具や小物を配置したところで違和感があるだけです。

ホームステージングは、浅築の物件やリフォームしてからまだ新しい物件など、建物自体にまだ値がつく物件向けのサービスといえるでしょう。

築年数10年を超える家などは、ホームステージングを考えるよりも、現状のまま売りに出したほうが得策だといえます。

 

ホームステージングにかかる費用

ホームステージングにかかる費用ですが、

  • ホームステージングプランの作成費用
  • 家具や小物などのレンタル費用

を含めて、おおよそ15万円~20万円ほどが平均的な予算です。

玄関やリビングのみ実施する場合と、キッチン、トイレ、バスなどの水回りやベッドルームなど物件全体をコーディネートする場合で料金は変わってきます。

基本的に家具や小物はレンタルという形式になりますが、平均的な家の売却にかかる3ヶ月という期間が目安として設定されている場合が多いです。

 

ホームステージングの依頼先

ホームステージングの依頼先ですが、専門的に行っている業者がいます。株式会社ホームステージング・ジャパンや株式会社ステージングサービスが代表的なところでしょうか。

また、野村の仲介、住友不動産販売、大京穴吹不動産など大手不動産会社も、仲介のオプションとして、ホームステージングサービスを行っています。

最近では、リフォーム会社やインテリアショップなどがホームステージングを手掛けるケースも多くなってきています。

インテリア好きな方だと、IKEAなどの量販店で家具や小物を調達してきて、低価格で楽しみながらホームステージングを実現している方もいらっしゃるようです。

 

まとめ

「家を高く売りたい」、不動産を売却するときには誰しも思う想いです。

家を高く売るためには、内見の時のイメージはとても重要になります。そういった意味では、ホームステージングは今後需要が高まってくるサービスといえるでしょう。

ただし、家のコーディネイトには個人の好みもありますので、一概にホームステージングが良いとも限りません。過剰な演出はかえってマイナスイメージを持たれてしまう可能性もあります。

自分自身が希望する売却価格と照らし合わせながら、専門業者や不動産会社によく相談してから決めるようにしてください。

 

家を高く売るなら不動産一括査定

私が働いている不動産会社にも、不動産一括査定経由のお客さまが多くいらっしゃいます。

お客さまが口を揃えておっしゃるのが、

不動産会社によって査定価格が全然違う・・・

ということ。

中には極端に安く見積る会社もあって、「何も知らないであそこに売ってたら大変なことだった」と、ヒヤッとされるお客さまも。

そうならないためにも、家や土地などの不動産を売却するときには、必ず複数の不動産会社から査定をしてもらうことがとても大切です。

不動産会社の立場から言えば、直接お店に来店いただければ嬉しいところですが、査定依頼を1件1件不動産会社を回ってやっていくのは大変です。

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イエウールLP

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不動産一括査定サイトの中では比較的新しいサイトですが、登録されている不動産会社は一番多く、選択肢の多い点が魅力です。

 

HOMES4ULP

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HOME4Uは、株式会社NTTデータが運営する不動産一括査定サイトです。

一部東証上場企業であり、NTT関連の会社ですので安心感があります。国内初の不動産一括査定サイトで、15年以上の運営実績があり、信頼度は抜群です。

売却査定数も累計20万件を突破していて実績も申し分ありません。

 

イエイLP

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可能なイエイ

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「イエローカード制度」という制度があり、利用者から苦情の多かった不動産会社は登録を抹消されますので、安心度の高い点もポイントです。

 
 
ダメ出しをする不動産会社OL【ぶっちゃけ話】不動産会社に直接、査定依頼をしてはいけない理由
※業界内では言えない話しです。こっそりと読んでください。

 


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