事故物件の供養方法やお祓いの相場料金など

家を売るコラム

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古い家

自殺、事件、孤独死などで俗にいう事故物件になってしまった。

そのような事故物件の売却を考えたときには、供養やお祓いは必要なのでしょうか?

事故物件の売り方として、

  • 事故のあった建物を更地にして売る
  • 供養、お祓いをして部屋や家の空気を変える

などを行う方もいらっしゃいます。

事故物件といえども内見(購入者が物件を見に来ること)は入ります。しかし、霊感が強い方だと何かしら感じることも多いらしく、内見の時点でダメになることも多いです。

そういった意味では、事故物件のお祓いということも無視できないことかも知れません。

この記事では、事故物件の供養の方法やお祓いの料金相場などに関してご説明いたします。

 

忙しい方は目次からどうぞ

事故物件の供養、お祓いはどこに依頼する?

いざ事故物件を供養するとしても、やはり気になるのはお祓いはどこに頼むかという点です。

故人の宗教や宗派によって依頼先は変わってくるのかと疑問に思いますよね。

しかし、お祓いに関しては宗教、宗派はあまり気にしなくていいと考えておいて大丈夫です。

供養というものは、事故があった場所から霊魂を祓い清めることが目的です。お祓いという行為自体はあまり宗教や宗派に影響されません。

なので、事故物件の供養を考えた場合には、まず身近にある神社かお寺に問い合わせてみてください。

故人が馴染みの深かった宗派があるのであれば、そこのお寺さんにお願いするのが一番です。

 

事故物件のお祓いの料金相場は?

事故物件のお祓いを依頼したときの料金相場は以下の通りです。

私はスピリチュアルなことはよく分かりませんが、故人がこの世の中に残した思いが強くなればなるほど、お祓いの際にお坊さんなどにかかる負担が大きくなるようです。

そのため、孤独死などの自然死は料金は低めですが、自殺や殺人事件など事件性が高くなるにつれ料金は高くなっていきます。

内容 お祓い料金
孤独死(自然死) 3万円前後
自殺 5万円前後
殺人事件現場 7万円前後

 

事故物件の供養・お祓いにかかる時間は?

事故物件の供養・お祓いにかかる時間はおおよそ20~30分くらいです。

事故物件のお祓いに限らず、厄払いなどお祓い全般に関しても、このくらいの所要時間でお祓いは終わります。

ただし、供養をする際に必要な祭壇などの準備がありますので、トータルでみれば2時間くらいかかる場合があります。

 

お祓いに必要な準備は?

お祓いの際には、慰霊用お供えの準備が必要です。慰霊用お供えとは、お米や野菜・果物、お酒や塩などの供物のことです。

供養を頼むお寺さんなどにお願いして慰霊用お供えを準備してもらうこともできます。

お寺さんによって料金は異なりますが、5,000円~10,000円くらいで準備をしてくれます。

また、慰霊用お供えは、お祓いが終わったあとには「お炊き上げ」という形で処理をしてもらいます。

 

お祓いのときの服装は?

お祓いの際のときの服装ですが、基本的に正装であればOKです。

男性ならば喪服やスーツ、女性であれば喪服、スーツ、落ち着いた色合いのおとなしめのワンピースなどです。

 

まとめ

賃貸の物件などは、次の入居者のために事故物件のお祓いをするのはよくあることです。

しかし、売買に関しては特にお祓いは必要ありません。(故人の方に対する供養という意味では、やっておくべきだとは思っています)

購入希望者が気味悪がるようであれば、お祓いをしてから物件を引き渡すという条件を、売買契約書に明記してもいいですし、その時点でお祓いをしてもらえばいいだけです。

まずは売買物件として売りに出してみて、反応をみてからお祓いをするかどうかを検討してみてもいいでしょう。

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